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2017年01月26日

昔日の客 (関口良雄さん)

昔日の客 (関口良雄さん)



1978年に刊行された本を、2010年に復刻したものです。
昨年、SNSで本好きな方々が複数、立て続けに紹介しているのを見て読みたくなり購入しました。

仕事が急増したり、母が体調不良になったりと一気には読めませんでしたが、この本を読むと ”とても心が穏やかになる” ため、非常に忙しいときにこそ読んでしまう(一気に読むほど気力と体力が無いのが残念)状態。

本好きな方々がお勧めしていた「昔日の客」のなかの「昔日の客」もじーんと心に染みましたが、息子さんの関口直人氏が書いた「あとがき」「復刊に際して」が非常に心に染みました。

じーんとしてほろりと涙がこぼれ、さぁ頑張って仕事に行くかって気になった(仕事に行きたくなくて、朝の布団の中で読んでいた(笑))


何がここまで心にしみるのか?
そう思ってこの本を手に取ってしみじみ眺めてみる。

あぁ…きっと…

関口さんは、本も人も大好きなんだろうな。
その好きさが本からあふれ出ていて、読んでいる私の心が静かに穏やかになるんだろうな。

そんなことを思ったのでした。



最近、人の付き合いに、妙に損得ばかり秤に掛けられているような気がするのです。
やってもらって当たり前。
自分さえ得だったら良いみたいな考えが蔓延しつつあるような気がします。
私にはとうてい無理な(できない)考え方なんですよねぇ…

損とは思わないのですが、そんなぎらぎら(ねっとり?)したような人間を相手にしているのに、最近非常に疲れを感じているから、この本の清涼さに癒されたのかもしれません。

時代は古いのに古さを感じなかったのは、私が「知命」の年代だから…とは思いたくないな(笑)



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Posted by さむ at 22:41│Comments(0)趣味読書
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